お知らせ/ ブログ
おはようございます!
この週末もめちゃくちゃ暑かったですね…まるで梅雨明けしたかのような猛烈な暑さでした…
私は商工会女性部の朝の草引きに参加したり、買い物に行ったりと充実した週末でした。みなさんの週末はいかがでしたか?
さて、先週金曜日に標題のGRIFが過去最高収益、というニュースが飛び込んできました。
前にもこのブログで記載したことがありますが、GRIFとは公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のことです。GRIFは、国民のみなさんからお預かりしている年金積立金を運用しており、ざっくり言えば、毎年その運用が増益になったか、減益になったのかを公開しています。今回のニュースは、2023年度(令和5年度)の運用収益が45兆4153億円のプラスとなり、過去最高を更新した、というものです。図のように(写真は、日経電子版より)2014年度(平成26年度)より運用に株式組み入れ比率を5割にしており、今回、株高を追い風に直近5年間の年金積立金の運用収益は2019年時点の想定の約6倍となったそうです。
年金積立金は将来世代の年金給付を補うのが目的で、運用で継続的に収益をあげられれば年金財政の安定につながります。厚生労働省によると令和5年度までの5年間に積立金の収益は106兆円程度となり、2024年(令和6年)3月末時点の積立金の残高も291兆円に達し、想定より70兆円も上振れしているそうです。
今年は、5年に一度の年金財政を検証する年でもありますが、今月3日に厚労省が年金財政を点検する財政検証の結果を公表したところです。年金の受給額が現役世代男性の平均的な手取り収入の何%にあたるかを示す「所得代替率」は中長期的に一定の経済成長が続く成長ケースで2037年度(令和19年度)に57.6%と示しました。
2019年(令和元年)時点の検証では2040年(令和22年)以降に50~52%としていましたが、積立金が当初想定より膨らみ、所得代替率の低下が抑えられる見通しとなりました。このようにGPIFは年金財政に貢献しており、245兆円を運用する世界最大規模の年金基金だけに、国内外の市場関係者の間で注目度は高くなっています。
今月に入り、年金財政やGRIFの話題が結構入るので、私も取り上げてみました。(記事は日経電子版より一部抜粋しています。)年金については、分かりにくいことが多いので、できるだけ分かりやすく解説したつもりです…
それでは、今週も実り多き一週間となりますように…
今日も元気にいってらっしゃ~い👋