お知らせ/ ブログ
おはようございます!
今日で6月も終わり、今年1年の上半期も終わりですね。
今年上半期はどのような半年でしたか。私は、初めてのことに挑戦することがとても多い半年間でした。挑戦するときは、自分ができるかどうか不安と恐れでいっぱいですが、チャレンジしてみて振り返ってみると、やって良かったと思うばかりです。みなさんは、どんな上半期でしたか?是非振り返ってみて、下半期の目標設定などもしてみてください。
さて、厚生労働省が令和6年度「過労死等の労災補償状況」を公表しました。主なポイントは以下の通りです。
過労死等(脳・心臓疾患・精神障害)に関する労災請求件数は4,810件(前年度比212件増)、支給決定件数は1,304件(同196件増)で、いずれも増加傾向が続いています。死亡・自殺(未遂含む)は159件でした。
脳・心臓疾患の請求件数は1,030件、支給決定件数は241件。死亡件数は67件で、いずれも前年度より増加しています。
精神障害の請求件数は3,780件、支給決定件数は1,055件で、初めて1,000件を超え過去最多となりました。自殺(未遂含む)による支給決定は88件でした。
精神障害の労災認定理由では「パワハラ(上司等からの攻撃)」が最多(224件)となっており、仕事内容や仕事量の大きな変化、顧客等からの著しい迷惑行為も多くなっています。
時間外労働別では、「100時間以上~120時間未満」の支給決定が脳・心臓疾患・精神障害ともに最も多い傾向です。
精神障害の労災認定件数が6年連続で過去最多を更新し、「パワハラ」が主な要因となっていることが社会的にも注目されています。
パワハラがまだとても多いことに驚きを隠せませんし、労災認定がここまで増えてきているのにも問題がありますね…働きやすい職場からは程遠いですね…
詳しくはこちら、厚労省のHPをご覧ください。
<令和6年度「過労死等の労災補償状況」を公表します>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59039.html
それでは、今週も実り多き一週間にしていきましょう!
今日も元気にいってらっしゃ~い👋
おはようございます!
やっと週末ですね…私は個人的に、今週はとても長かったです。気づけば、今週末は6月最後の週末ですね。
今年も半分終わろうとしています。光陰矢の如しですね。
さて、今日のブログも昨日のフキハラの続きです。
4. 法的リスクはあるのか?
現時点では、「フキハラ」という言葉は法令上の定義を持っていません。しかし、実務的な観点からは、以下のような法的リスクにつながる可能性があります。
・労働施策総合推進法に基づくハラスメント防止措置:企業には職場のハラスメント防止に関する措置義務があります。フキハラのような態度が原因で職場環境が悪化していれば、パワハラとして扱われることもあります。というのも、「精神的な攻撃」や「人間関係からの切り離し」に該当するとパワハラに該当するからです。
・安全配慮義務違反:不機嫌な態度によって従業員がメンタル不調を起こし、労災が認定された場合、企業側の安全配慮義務違反が問われるリスクもあります。
つまり、法的にグレーであるからこそ、企業としては見逃さずに早めの対処が重要になってきます。
5. 職場改善対策
フキハラを予防・改善するには、組織として“見えにくい空気の圧力”にも目を向ける必要があります。以下は提案の一例です。
・管理職へのマネジメント研修の導入
自分の言動が部下やチーム全体、または職場全体に与える影響を自覚し、どのような職場が実現できると部下が気分良く主体的に働くことができるか、等支援します。
・“ストローク”を使ったポジティブな関わりをもつグループ研修
心理学の概念「ストローク(=心理的な承認)」を取り入れ、「ありがとう」「助かったよ」など、積極的な声かけの文化を育てるような組織の醸成を支援します。
・相談窓口の強化と受付の柔軟性
“明確な被害がないから相談できない”という声に寄り添い、曖昧な訴えにも真摯に耳を傾ける体制を整えていきます。
・定期的な職場アンケートの実施
空気の重さや言いづらさも含め、匿名で意見を吸い上げる仕組みを整えます。
6. まとめ:空気で支配しない職場づくりを
不機嫌な態度は、相手に直接「言葉」を投げかけなくても、職場に悪影響を与える“沈黙のハラスメント”に該当する場合があります。フキハラは、「見えにくい」からこそ、職場にじわじわとダメージを与えていきます。
会社や管理職が「気づかないふり」をしていると、若手の離職やメンタル不調、チーム崩壊といった形でツケが回ってきます。法の定義がなくても、予防し、対処する意識を持つことが、健全な職場づくりの第一歩となるのではないでしょうか。そのような職場づくりが生産性を上げる組織としての第一歩となると私は思っています。
日々の仕事は確かに忙しいです。しかし、在りたい姿(会社)を思い描き、そのために今何をするのか、時間を作っていくことこそが重要だと思っています。
それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください!
今日も元気にいってらっしゃ~い👋
おはようございます!
ここのところ、私の周りでは体調不良の方がとても多くいます。私はいたって元気ですが、みなさんは元気でお過ごしでしょうか。
気温の変化も激しいので、風邪などどうぞお気を付けください。
さて、今日はフキハラについてです。
以前、ハラスメント研修をした会社さまで、パワハラやセクハラ以外のハラスメントは他にありますか、というご質問を受けました。
いまや、カスハラ(カスタマーハラスメント)、(ホワハラ)ホワイトハラスメント、今回取り上げる不機嫌ハラスメント(フキハラ)などさまざまなハラスメントがあります。何でもかんでもハラスメント、とする傾向にある気もしますし、過剰に反応している気もしますが、それだけでは済まされないことも確かにあります。
今日は、フキハラとは何ぞや、というところから取り上げてみたいと思います。
1. はじめに:最近話題の“フキハラ”とは?
近年、SNSや研修現場などで耳にするようになった「フキハラ」という言葉。これは「不機嫌ハラスメント」の略で、上司や同僚が不機嫌な態度を職場内で繰り返すことによって、周囲の人が萎縮したり、精神的なストレスを抱えてしまうような状況を指します。
「不機嫌でいるのはその人の自由」と思われがちですが、影響を受ける側にとっては立派な“ハラスメント”になり得ます。法的な定義はまだ存在しないこの“フキハラ”ですが、職場環境を悪化させる重大な要因として、今こそ向き合う必要があります。
2. どんな行動が“フキハラ”に当たる?
“フキハラ”は、言葉による直接的な攻撃ではなく、「態度」によって周囲にプレッシャーをかけるのが特徴です。以下のような行動が見られる場合、フキハラに該当する可能性があります。
・無言の圧力(何も言わず不機嫌な態度で威圧)
・あからさまなため息や舌打ち
・パソコンや書類に乱暴に触れる
・急に態度が冷たくなり、目も合わせない
・会議中に機嫌が悪く、建設的な議論ができない
・質問しても曖昧な返答や無視
これらは一見「小さな態度の違い」に思えますが、上司など上の立場の人から日常的に繰り返されることで、部下などが受け手になる場合は特に精神的に疲弊していきます。
私も以前の職場で、「その大きなため息、いつもしてるよね」と指摘され、「えっ?」となった記憶があります。(多分、今でもしてます。)自分では疲れたり、ひと仕事終わった時に無意識にしているのだと思うのですが、(そこに他意はありません💦)周りからしたら、すごく嫌な空気感だったようです…私のように自分では気づいていない、ということも、もしかしたらあるのかもしれません。自分の言動を振り返るきっかけにしてもいいかもしれません…
3. なぜ“フキハラ”が問題なのか?
“フキハラ”は職場の人間関係に大きな悪影響を及ぼします。
・報連相の減少:話しかけづらい雰囲気が常にあると、部下や同僚は必要な報告や相談をためらい、業務に支障をきたします。
・心理的安全性の低下:発言すると機嫌を悪くされるのではないかと不安を感じ、意見が言いづらくなります。
・生産性の低下:ピリピリした空気の中では、クリエイティブな発想や効率的な作業が妨げられます。
・メンタルヘルス不調や離職につながる:最終的にはうつ症状や退職者を生み出す要因にもなり得ます。
つまり、「ただ不機嫌でいるだけ」と見過ごすのは危険です。組織にとっては深刻なリスクとなります。
長くなりそうなので、つづきは明日にします。
それでは、週末まであと少し…
今日も元気にいってらっしゃ~い👋
おはようございます!
紫陽花が色鮮やかでとても綺麗ですね。先週、雨が降らなかった時に、少ししおれていて、やはり紫陽花は多くの水を必要とし、梅雨の季節の花なんだなぁと実感しました。今見頃の紫陽花をしばし楽しみたいですね!
さて、一週間前になりますが、首相官邸・内閣府から、「物価高への対応についての特集ページ」を公開されました。
主な物価高対応として、次のような施策が紹介されています。必要に応じて、参考になさってください。
□ 低所得世帯向け給付金
□ 地域の実情に応じた対応
□ 所得税の減税
□ 政府備蓄米の売渡し
□ ガソリン等の価格の抑制
□ 電気・ガス料金の支援
□ 高校無償化の先行措置
□ 育休給付の拡充
詳しくは、こちら…
<物価高への対応>
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bukkadakataiou/index.html
それでは、今日も充実した一日をお過ごしください!
今日も元気にいってらっしゃ~い👋
おはようございます!
梅雨らしい天気が戻ってきて少しホッとしています。
さて、日本年金機構では、原則毎月「日本年金機構からのお知らせ」を公表しています。この度、6月号が公表されました。
同月号では、「算定基礎届は7月10日までにご提出ください」等について記載されています。
また今月号では「社会保険事務のポイント Vol.9」も掲載されています。どうぞ併せてご一読下さい。
詳しくはこちら…
<「日本年金機構からのお知らせ」令和7年6月号(全国版)>
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/info/oshirase/20140627.files/zenkoku202506.pdf
・「日本年金機構からのお知らせ」最新号(日本年金機構ホームページ)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/info/oshirase/20140627.html
それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください!
今日も元気にいってらっしゃ~い👋