お知らせ/ ブログ

2024-10-22 07:30:00

 おはようございます!

 昨日からのやまじ風がすごいですね🍃🌀🍃まだ激しく吹き荒れていますね…今朝は暑なし寒なしでちょうどいい気温で快適ですね✨いつもこれくらいの気温なら過ごしやすいのになぁ、と思います。

 

 さて、先週18日の労働組合の中央組織・連合は18日の中央執行委員会(中執)で、年末にまとまる公的年金制度改革に関連し、国民年金「第3号被保険者制度(3号)」の廃止を提起する方針を確認した、とありました。第3号被保険者は、会社員らに扶養される専業主婦らが年金保険料を納付しなくても老後の基礎年金を受給できる仕組みのことです。連合として正式に廃止を求める考えを打ち出したのは初めてのことです。

 

 第3号被保険者とは、厚生年金に加入する会社員や公務員らの配偶者で、年収130万円未満の人が対象となります。約700万人の3号のうち98%は女性です。もともとはサラリーマン世帯の専業主婦も自分名義の年金権を確保できるよう、昭和60年に導入されました。しかし、家族の形態や働き方が多様化し、人手不足が加速する中、近年は働き控えを招く「年収の壁」の温床になっているとの批判もありました。

 

 連合の廃止案は、まずは将来的な廃止を明示し、被扶養の基準を年収130万円から縮小し、完全に廃止するまで段階を踏むようです。10年程度の経過期間を設け、第1段階として新たな第3号被保険者にはできない制度にし、既存の3号のうち、配偶者の年収が850万円未満、子を養育する親、などの受給要件を満たす人を第3号被保険者に、それ以外は国民年金に加入する「第1号被保険者」とする案のようです。

 (毎日新聞オンラインより抜粋)

 

 年金制度改革には、遺族年金の変更案や在職老齢年金の廃止案など現時点で様々なものがありますが、私はまずは第3号被保険者の廃止が最も重要だと思っています。これだけ企業に社会保険料の負担増加を強いる制度ばかりになっている、つまり社会保険料の増収が必要なのであれば、真っ先に第3号の廃止をすればそこで増収が確実だからです。中小企業において、社会保険料の負担は大変厳しく、毎年の賃上げもさることながら、企業にとっては死活問題です。この廃止案については、様々な意見もあろうかと思いますが、今後も動向を見守っていきたいと思います。

 

 それでは、今日も充実した一日をお過ごしください!

 今日も元気にいってらっしゃ~い👋