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おはようございます☔
雨が続きますね…しとしと、というよりザーザー降りなのでちょっとうっとうしく感じる今日のこの頃です。週末にかけては、気温もまた下がるようなので、体調にはお気を付けください!
さて、日経でも取り上げられていた給与のデジタル払いについて言及したいと思います。2023年4月より労基法が改正されデジタル払いが可能になったところではありますが、破綻したときの保証の関係で、参入業者がまだ4社しか対応できていないとのことでした。デジタル払いの最大のメリットは月一の給与支払だけでなく、毎週や隔週の支払など多様化できるところだそうです。
もうかれこれ20年以上も前になりますが、私が当時働いていた船会社のフィリピンの関連企業では給与の支払は隔週でした。なぜ月一でないのかと尋ねると、お国柄といいますか、すぐに散財してしまい1か月も手元に給料が残らないので隔週にしているのだと聴きました。民族によってこんなにも違いがあるのだなぁと当時は感心したものです。
給与がデジタル払いになろうとしている今でも、私が知っている中小企業は未だに現金支払のところが少なくありません。現金支給は社長のこだわり、という会社もあり、特に建設業では多い傾向にある気がします。確かに受け取る従業員の立場からすると現金で受け取る方がこの1か月頑張った成果だと思えるのかもしれません。
現金で支払うときに、硬貨を用意する煩わしさもあるのかもしれませんが、労基法上では、
①(控除額した残額に対し)50円未満を切り捨て、50円以上を切り上げて100円にして支払う方法
②1000円未満の端数を翌月に繰越して支払う方法
という取り扱いも可能です。なお、①と②の取り扱いをする場合は就業規則で定める必要があります。
端数処理については、東京労働局のQ&Aがありますので、はっておきます。参考になさってください。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/yokuaru_goshitsumon/tinginnokeisan/q3.html
明日から3連休の方も多いと思います。またお仕事の方も一定数いらっしゃると思います。どちら様も素敵な週末になさってください。
今日も元気にいってらっしゃーい!