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おはようございます!
連日のオリンピックのメダル🏅が嬉しい今日この頃です。みなさんはオリンピック楽しんでいますか❓
さて、人手不足が深刻な昨今、アルムナイ採用を取り入れる企業が増えてきています。
アルムナイとは、転職や育児、介護などの理由で退職した元従業員を指します。アルムナイ採用は、これらの元従業員と企業がコミュニケーションを取りながら、必要な人材を再雇用する制度です。この制度は、特に欧米の企業で普及しており、日本でも採用力強化の手段として注目されています。最近ではスーパーのイオンなどが取り入れたことがニュースになっていましたよね。
今や転職する人の多さは周知の事実かと思いますが、転職をした人の実に3分の1が前の企業に戻りたい、と思っているそうです。(マイナビの調査による)
転職をした経験のある方は分かるかもしれませんが、新たな転職先に行ってみて初めて前職の良さや働きやすさを実感することってあると思います。そこにある当たり前の福利厚生が実は当たり前ではなく、その会社独自の優遇措置だったことや働いている人々の視座の高さなどは、離れてみて初めて分かることも大いにあると思います。上を望めばキリがないですが、今ある当たり前の幸せを気づくことも大切なのかもしれません。
せっかくなので、アルムナイ採用のメリット・デメリットを併せて紹介します。
メリット
1.即戦力の確保:
既に企業文化や業務内容を理解しているため、短期間で即戦力として活躍できる。
2.採用コストの削減:
転職エージェントや求人媒体を利用する必要がなく、採用プロセスが簡略化される。
3.ブランディングとエンゲージメント向上:
退職者が再び戻りたいと思える企業としてのイメージアップが期待できる。
4.ミスマッチの減少:
既に企業で働いた経験があるため、採用のミスマッチが減少する。
デメリット
1.再雇用に対する後ろめたさ:
退職者が再び戻ることに対して後ろめたい気持ちを持つ可能性があり、企業側がその不安を解消する必要がある。
2.既存社員の不満:
再雇用されたアルムナイが好待遇を受ける場合、既存社員のモチベーションが低下する可能性がある。
3.離職率の増加:
アルムナイ制度があることで、退職のハードルが下がり、離職率が高まる恐れがある。
4.コストの発生:
アルムナイとの関係を維持するための専用サイト構築や交流イベント開催などのコストが発生する。
アルムナイ採用は、即戦力の確保やコスト削減など多くのメリットがある一方で、再雇用に対する心理的な問題や既存社員の不満などのデメリットも存在します。企業はこれらのメリットとデメリットを慎重に考慮し、適切な人材を採用する一助にしてみてもよいかもしれません。
それでは、今日も暑いので水分補給と休息を忘れずに!
今日も元気にいってらっしゃ~い👋