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おはようございます!
梅雨とは思えぬこの暑さ…先週の日曜日に梅雨入りとの発表があってから全然雨が降りませんね…洗濯物が乾いてとてもありがたいですが、そろそろ恵みの雨が欲しいところです…☔
さて、報道等にもありましたが、外国人の技能実習に代わる新たな在留資格として、育成就労を創設することなどを盛り込んだ「出入国管理及び難民認定法及び外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律の一部を改正する法律」が、先週の金曜日、6月14日の参議院本会議で可決・成立しました。
この改正法は、近年における技能実習制度及び特定技能制度をめぐる状況に鑑み、特定産業分野のうち、その分野に属する技能を本邦において就労を通じて修得させることが相当である分野に属する相当程度の知識又は経験を必要とする技能を有する人材を育成するとともに、当該分野における人材を確保するため、現行の技能実習に代わる新たな在留資格として育成就労の在留資格を創設し、育成就労計画の認定及び監理支援を行う事業を行おうとする者の許可の制度並びにこれらに関する事務を行う外国人育成就労機構を設けるほか、一号特定技能外国人支援に係る委託の制限、永住許可の要件の明確化等の措置を講ずることとするものです。
一部の規定を除き、公布の日から起算して3年を超えない範囲内において政令で定める日から施行されることになっています。改正内容について、分かりやすい資料が公表されましたら、改めてお伝えします。
〔参考〕法案の内容はこちらです(附則の規定の一部について修正が行われましたが、基本的には、この案のとおりに成立)。
<出入国管理及び難民認定法及び外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律の一部を改正する法律案>
・法律案要綱:https://www.moj.go.jp/isa/content/001415008.pdf
・新旧対照条文:https://www.moj.go.jp/isa/content/001415011.pdf
この週末、某菓子メーカーが特定技能をもつ在留資格がある外国人を2か月半無休で待機させていた、という報道がありました。本来、会社都合で待機させ休ませる場合は休業補償を支払わないといけないことになっています。今は、円安や労働環境が良くないことで日本は外国人から働く場として選ばれない時代になってきています。こういうことが発覚すると、とても残念に思わずにはいられません。適切に賃金の支払がないことで商品の価格が安く抑えられるとしたら、そういう商品を私は買うだろうか、と考えさせられました。もちろん、消費者に安く提供できるような流通の仕組みなど、他ならぬ企業努力はあるとは思うのですが…みなさんは、どうお考えですか?
それでは、今週も暑さに負けずに乗り切りましょう~!
今日も元気にいってらっしゃ~い👋