お知らせ/ ブログ

2025-12-11 07:30:00

 おはようございます!

   いま、インフルエンザがすごくはやっていますね。わが家も例外ではなく、私以外の家族は次々かかり、床に伏せていました。私は看病をするのですが、何故だかかからないのでありがたいです。みなさんもどうぞお気をつけください!

 


 

 さて、中小企業庁が下請法違反で違反した会社を勧告、加えて会社名を公表しました。

 

 ⭐ 1. 何が起きたの?

 

 中小企業庁が 自動車部品をつくる会社 を調査したところ、
 下請法に違反する行為が見つかり、
 👉 11月6日に公正取引委員会へ措置請求。

 

 その結果、
 👉 12月8日、公正取引委員会が同社へ勧告し、社名と内容を公表。

 


 

 ⭐ 2. どんな違反?

 

 確認された主な違反はこの2つ👇

 

 🚫 買いたたき(下請法4条1項5号)
 → 下請事業者へ不当に安い代金で発注する行為

 

 🚫 不当な経済上の利益の提供要請(4条2項3号)
 → 下請側に、本来負担すべきでない費用や利益提供を求める行為

 

 📌 ※ 違反内容と勧告内容は、経産省サイトで「社名つき」で公開されています。

 


 

 ⭐ 3. 自動車業界3団体への「周知と改善」の要請も

 

 同じ12月8日、中小企業庁+公取委の連名で、次の3団体へ要請が行われました👇

 

 👉 日本自動車工業会
 👉 日本自動車部品工業会
 👉 日本自動車車体工業会

 

 📌 要請内容

 

 ✨ 今回の違反事例の周知
 ✨ 来年施行の「取適法(代金支払遅延の防止法)」の内容を会員に周知
 ✨ 法令違反につながる古い商慣習の見直し
 ✨ 今後の違反の未然防止

 

 📌 ※ この要請内容も公表済みです。

 


 

 ⭐ 詳しくはこちら

 ➡︎ 下請法に基づく勧告が行われました(経産省)

 


 

 ✍️ 社労士のひとことコメント

 

 これまでもこのブログでお伝えしておりますが、下請法は中小受託取引適正化法通称:取適法)」となります。

 この法律は、いわば「中小企業を守るための大切なルール」です。

  

 今回のように違反が公表されると、企業の信用失墜は大きく、
元請側には 取引条件の適正化・商慣習の見直し が改めて求められています。

 また下請側も、「不当な扱いではないか?」を定期的にチェックし、
必要に応じて相談・記録を残していくことが大切ですね。

 


 

 それでは、今日も実りある一日にしていきましょう!

 今日も元気にいってらっしゃ~い👋