お知らせ/ ブログ

2026-08-24 07:30:00

 おはようございます!

 週末は、高校野球の決勝が行われ、智辯和歌山(和歌山)が5年ぶり4度目の優勝を果たして幕を閉じました。今年もたくさんの感動をもらった高校野球でした。

 また、愛媛県の最低賃金の答申が出され、11月1日から1093円になる見込みとなりました。

 そして、昨日は、第58回社会保険労務士試験でした。毎年、難易度が上がっており、この日のために1年間必死で勉強してきた社労士受験生にエールを送る、そんな一日でした。

 私は、社労士試験に受かるまで何年もかかったので、この過酷な試験に挑戦するすべての受験生にまずは、「お疲れ様!」と言いたいです。 


 さて、職場でハラスメントの相談があったとき、

 「まず、何から確認すればいいの?」

 「被害を訴えている人と、行為者とされる人にどう対応すればいい?」

 「聞き取りをしたけれど、この後どう進めたらいいのか分からない」

そんな難しい場面に直面することがあります。

 厚生労働省では、ハラスメント事案が発生した企業等に対して、労務管理に精通した専門家が解決に向けて支援する「伴走型支援」を実施しています。

 相談は無料で、オンラインでの対応も可能です。


 🌟ハラスメントは「起こさないための対策」だけではありません

 企業には、職場のハラスメントを防止するための措置が求められています。

 しかし、どれだけ対策をしていても、実際に相談や申告が入ることはあります。

 そのときに大切なのが、迅速かつ適切な対応です。

 「とりあえず当事者同士で話し合ってもらおう」

 「事実かどうか分からないから、しばらく様子を見よう」

と対応を先送りしてしまうと、問題が深刻化したり、職場全体の不信感につながったりする可能性があります。

 ハラスメントの相談があったときに、会社としてどのように動くのか。

 事前に対応の流れを決めておくことも大切です。


 🌟専門家が全4回、解決に向けて伴走します

 この事業では、企業の労務管理に精通した専門家が、事業主や人事労務担当者等に対して伴走支援を行います。

 支援は全4回で、

 ✅ 現在の状況をヒアリングし、情報や課題を整理する

 ✅ 事実関係を確認する方法について助言を受ける

 ✅ 被害を受けた方への適切な配慮について助言を受ける

 ✅ 行為者に対する適切な措置について助言を受ける

 ✅ 進捗状況を確認し、再発防止措置について助言を受ける

といった流れで進められます。

 単に「相談して終わり」ではなく、実際の対応を進めながら専門家に伴走してもらえるのが大きな特徴です。

 相談は無料、オンラインでの対応も可能で、秘密厳守とされています。


 🌟2026年10月からハラスメント対策の範囲も広がります

 現在、事業主にはパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、妊娠・出産、育児・介護休業等に関するハラスメントへの対応が求められています。

 さらに2026年10月1日からは、

 ✅ カスタマーハラスメント対策

 ✅ 求職者等に対するセクシュアルハラスメント対策

についても、事業主に必要な措置を講じることが義務付けられます。

 これからは、社内の従業員同士の問題だけではありません。

 顧客等から従業員への著しい迷惑行為や、採用活動における求職者へのセクシュアルハラスメントについても、会社として対応できる体制を整えていく必要があります。


 🌟特に中小企業は「誰が対応するか」を決めておきましょう

 ハラスメント事案が発生したとき、中小企業では、

 「相談を受ける人」

 「事実確認をする人」

 「最終的に対応を判断する人」

が、社長や一人の担当者に集中してしまうことがあります。

 だからこそ、実際に相談が入る前に、

 ✅ 相談窓口は誰なのか

 ✅ 相談を受けた後、誰に報告するのか

 ✅ 事実確認をどのように進めるのか

 ✅ 社内だけで判断できない場合、誰に相談するのか

といった流れを決めておくことが大切です。

 そして実際に事案が起きたとき、「会社だけでは対応が難しい」と感じたら、外部の専門家を頼ることも選択肢の一つです。


 📌詳しくはこちら

 厚生労働省委託事業「令和8年度 ハラスメント事案解決のための伴走型支援及び事例集の普及事業」


 🍉社労士のひとことコメント

 ハラスメント対応で難しいのは、「ハラスメントに該当するかどうかを判断すること」だけではありません。

 相談を受けた直後から、当事者への配慮、事実確認、情報の取扱い、行為者への対応、そして再発防止まで、一つひとつ丁寧に進める必要があります。

 特に小さな会社では、社長や担当者だけで対応を抱え込んでしまうこともあります。

 でも、対応の仕方によっては、相談した従業員だけでなく、職場全体との信頼関係にも影響します。

 こうした無料の専門家支援も上手に活用しながら、まずは自社で「相談があったとき、誰がどう動くのか」を確認しておきたいですね😊


 それでは、今週も実りある一週間にしていきましょう!

 今日も元気にいってらっしゃ~い👋